株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:及川美紀)は、パーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析データを使用し、年間を通したUVケアの実態を分析しました。
その結果、夏と比較して、冬にはUVケアをする人が約8%減少するということ、また、冬の期間(12月~2月)にUVケアをしている人は、していない人と比較して、肌色に関係する「メラニン」「にごり」のスコアが良い( 有意に高い)ということが分かりました。
冬は、春夏と比較してUVケアに対する意識が低くなりがちですが、紫外線は一年中降り注いでいるため、冬もしっかりUVケアをすることがおすすめです。
調査詳細
・調査対象期間: 2020年12月1日~2021年2月28日、2021年12月1日~2022年2月28日
・調査対象の肌分析件数:合計: 32,665件 (20~100歳)
・調査方法:普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートで、基本的なお手入れである ローション・ミルクの2品を使用していると回答した人を抽出し、さらに「朝夜いずれか、もしくは 両方、UVケア・化粧下地」を使用している人と使用していない人の2群に分け、使用している人を「UVケア実施者」と定義し、アペックスの肌分析項目における「1:悪い~5:良い」の5段階スコアの平均値を比較、有意な差があるかをどうかを調べました(t検定、有意水準p<0.05)。
クリーム使用者は、UVケア成分の配合有無が判別困難であったため、影響を排除する目的で今回の対象から除外しました。
冬にUVケアを実施する人の割合は、夏と比べて約8%減少する。
肌分析時に回答いただく「普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケート」から、1年間のUVケア・化粧下地の使用率を調査したところ、冬もUVケア・化粧下地を使用していると回答した方は、夏と比較して、約8%減少するということが分かりました。
冬のUVケアは年代差あり。
年代別で比較してみると、20代~50代は、夏のUVケア実施率は世代間差が少なく、一方冬の実施率は世代間差は広がる傾向で、60代以降は夏冬とも他の世代に比べてUVケア率は低い傾向でした。
調査詳細
・調査対象期間: 2021年10月1日~2022年9月30日
・調査対象の肌分析件数:合計: 70,713件
・調査方法:普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートで、「朝夜いずれか、 もしくは両方、UVケア・化粧下地」を使用していると回答した人を「UVケア実施者」と定義し、その割合を月別・年代別に調べました。
引用: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000413.000036737.html